新型コロナウイルス対応下における『宇都宮大会』の開催に関するお知らせ
令和2年9月19日(土)・20日(日)、第59回 大学美術教育学会「宇都宮大会」並びに令和2年度日本教育大学協会 全国美術部門協議会を開催いたします。新型コロナウイルスの感染症の拡大防止に向けた取り組みと、それに伴う社会情勢等を受けまして、残念ながら内容を一部中止と変更させていただきます。
懇親会については、会場の規模からも3密が避けられないこともあり、やむなく中止することといたしました。しかしながら、予定していた会場(峰ヶ丘講堂)は歴史的建造物でもあり、開催期間中(9/19のみ)は開放し、フランス式庭園の紹介と合わせて見学できるように検討中です。
講演会は会場を2つに分けて(1室は中継)ソーシャルディスタンスを確保しながら実施する予定です。ポスター発表は、3密回避、ソーシャルディスタンス確保の観点からも、ポスターの展示のみとさせていただきます。『研究発表概要集』掲載の原稿は、これまで通りご提出いただきますが、ポスター発表を考えていらっしゃる方は、なるべくなら、各会場での研究発表の方でのご発表を検討いただければ幸いです。
感染防止の対策を講じながらの大会運営になるため、参加者、スタッフ、講師の方々への安全配慮も必要なことから、企画等を減らしよりシンプルな形での開催をめざしています。そのような理由からも、学部学生のための美術教育学生会議は中止の方向で検討しております。また、初日に全国美術部門と大学美術教育学会の合同による開会式を行い、その後は全国美術部門協議会に移り、学会の会員の方もオブザーバーで参加していたところですが、今年度の開催においては、大人数での集まりを避けるため、日本教育大学協会全国美術部門の会員だけの参加(出席)とさせていただきます。ご了承ください。
以上のように、懇親会は中止、企画等については変更となりますが、部門として全国美術部門協議会、学会として研究発表と講演会を最優先した大会とし、この三つを軸に今後は運営していきます。
感染症の影響による対応など、7月発送予定の大会二次案内の別紙にてご案内いたします。詳細については、別紙をご覧ください。また、二次案内には振替用紙を同封しております。現在、新型コロナウイルスの感染拡大の「第2波」が懸念されるなかであり、その状況によっては、今後、中止とさせていただくことになるかもしれません。参加費の振込期限は8月31日ですが、中止となった場合の払い戻しの手間などからも、可能限り、振込は10日前頃(8/21~)からお願いいたします。やむなく中止になった場合には、全額返金いたします。
今年度は、新型コロナウイルスの影響を考慮しての開催となりますが、今後も社会情勢を注視し、少しでもよりよい大会になるように改善しながら、会員の皆様が安心して参加できる大会の開催をめざしていきます。
令和2年6月30日
全国美術部門代表/大学美術教育学会理事長
八重樫 良二(北海道教育大学)
宇都宮大会運営スタッフ一同